厳しい寒さで甘みが増す東通村特産の寒締めホウレンソウ「寒立菜」の収穫が盛んに行われています。

寒立菜は東通村の農家5軒が生産しています。
東栄地区の濱田裕子さんは息子で小学1年生の志錬くんと一緒に作業にあたり、1株ずつ根を切って土を払うなど丁寧に収穫していました。
寒立菜は寒さで甘みが増すことから冬の寒さに耐え忍ぶ村の名物「寒立馬」にちなんで名付けられました。
今年度は気温8℃以下の日が多く、昨年度より10日ほど早く出荷が始まったということです。

★濱田裕子さん
「甘みは強いホウレンソウになっていると思うので、食べておいしいという声はちらほらいただいています。自分の子どもも『おいしい』ってむしゃむしゃ食べています」

寒立菜は下北のスーパーなどで販売されます。
今月25日と26日には青森市のサンロード青森で開かれる東通村物産展でも販売されます。
寒立菜の収穫は来月いっぱいまで続きます。