9月30日午前6時ころ、六戸町吉田の奥入瀬川睦橋付近で、釣りをしていた人が上流からうつ伏せの状態で流れてくる人を見つけ、十和田警察署に通報しました。
通報を受けて警察や消防で奥入瀬川を捜索したところ、午後2時まえに下流約1.1キロの地点で水中に沈んでいる男性を見つけました。
男性は救助されましたが、その場で死亡が確認されました。
亡くなった男性は十和田市西五番町の飲食店従業員　国分義晴（こくぶん　よしはる）さん76歳です。
警察によりますと、国分さんは前日に家族にアユ釣りに行くと伝えていたということです。
現場は六戸小学校の近くを流れる、川幅60メートルほどの二級河川です。
警察は水難事故とみて詳しく調べています。

奥入瀬川は十和田湖を源流として大平洋まで注ぐ、全長約71ｋｍの川です。
子ノ口から焼山までの約14ｋｍは奥入瀬渓流と呼ばれ、十和田八幡平国立公園を代表する景勝地の一つです。