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「安定した物流を」海路に活路!?輸出用りんごトラック運転手の負担軽減へ海上輸送本格開始

2024年12月11日 19:41
「安定した物流を」海路に活路!?輸出用りんごトラック運転手の負担軽減へ海上輸送本格開始
トラック運転手の負担軽減を図るため輸出する県産りんごを八戸港から京浜港まで貨物船を使って運ぶ海上輸送が本格的に始まっています。

弘前市にある日本農業の選果場です。
トラックに積み込んでいるのは輸出用の葉とらずサンふじです。
これまでは弘前市から神奈川県の京浜港までおよそ710キロの陸路をトラックで運んでいました。

★日本農業弘前支店 松本康平青森事業統括
「いちばん大きいのは24年問題への対応のところですね 輸送手段の多様化というところで海上輸送を検討していま進めています」

残業規制によるトラック運転手不足に対応するために取り入れたのが、八戸港からトレーラーの荷台部分を貨物船に積み込む海上輸送でした。
海上輸送を併用することでトラックによる輸送距離は弘前市から八戸港までの130キロに短縮されます。
去年から試行を重ね経費や輸送時間はかかりますが、品質の低下はなくトラック運転手の負担軽減につながったということです。

★日本農業弘前支店 松本康平青森事業統括
「やっぱりこの青森のりんご世界に届けていきたい もっとたくさん届けていきたいというのがいちばんの願望で、それを実現するためにはやはり輸送のところが大事になってくるので、海上輸送も含めて安定した物流を組んでいきながらより多くのりんごを届けたいと思っています」

昨日までに輸出用コンテナ15本分が海上輸送されています。
日本農業はことし産の輸出用りんごの1割ほどで海上輸送を活用し、稼働状況を見ながら拡大を検討するとしています。
最終更新日:2024年12月11日 19:41

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