夏の海水浴シーズンを前に7月16日、高知市の桂浜で海に転落した人を救助する水難訓練が行われました。

高知市の桂浜で行われた訓練は、2011年に桂浜で当時4歳の子どもが波にさらわれて死亡した事故を受け、毎年行っているものです。16日は高知海上保安部をはじめ警察や消防、桂浜を監視する委託業者など27人が参加しました。

このうち海上保安部の訓練では、観光客が波にさらわれた場合を想定し、救命用の浮き輪を投げる訓練が行われました。要救助者の後方に浮き輪を投げ入れることでつかみやすいとして、参加者は職員の指導を受けながら投げ方を学んでいました。

桂浜は高波が発生しやすいことから遊泳禁止となっていて、警備員が観光客に対し波打ち際に近寄らないよう注意を呼びかけていくということです。