見頃を迎えた菜の花畑で結婚式を挙げる「菜の花ウエディング」が3月9日に高知県四万十市で行われ、高知県黒潮町の夫婦が永遠の愛を誓いました。

9日に四万十市入田の菜の花畑で行われた「菜の花ウエディング」は、幡多地区のウエディング業界を盛り上げようと四万十市内のウエディングプロデュース会社が今年初めて企画したものです。

結婚式に臨んだのはSNSで広告を見つけ応募したという黒潮町の田辺直哉さんと寿恵さん夫婦。

式には、新郎新婦の親族など約20人が参加し、澄み渡る青空と黄色い菜の花の中で2人が誓いの言葉を述べました。

■田辺直哉さん・寿恵さん夫婦
「幸せな時も困難な時も、心を一つにし支え合い乗り越えて笑顔が溢れる温かい家庭を築いていくことを誓う」
「互いに思いやり心ひとつにし、力を合わせて皆様に安心していただける夫婦になることを誓う」

またウエディングキスには長男・春樹くんも登場し、家族の新たな門出に大きな拍手が送られていました。

■田辺さん夫婦
「お天気にも恵まれてすごく皆さんにも喜んでもらえて、思い出に残る結婚式になった」
「いま2人目を妊娠中なので、元気に出産できたらいいなと思う。うまれたら（菜の花畑に）連れてきたい。おなかにいたときもここに来たんだよと、一緒に菜の花を見たい」

天気にも恵まれた菜の花ウエディング。参加した親族たちも満足そうな表情でした。

■田辺さんの親族
「本当にきれいですね、結婚してしまっているが、ぜひ結婚式をやってみたいなと思った」

菜の花の花言葉の1つは「小さな幸せ」。見頃を迎えた菜の花も田辺さん家族や親族を祝福しているようでした。