土佐清水市の下川口小学校で休校式 在校生や卒業生など約150人が学び舎に別れを告げる【高知】
今年度で休校となる高知県土佐清水市の小学校で3月23日に休校式が行われ、在校生や卒業生など約150人が学び舎に別れを告げました。
土佐清水市の下川口小学校は1876年(明治9年)に創立。以来148年の間に2723人の子どもたちを送り出しましたが、人口減少に伴い今年度で休校となり、来年度からは近くの三崎小学校と統合します。
23日に行われた休校式には在校生や卒業生など約150人が参加。
式では、最後の校長となった永野美華子校長が祖父母が下川口小の卒業生だったことに触れ「不思議な縁を感じたと同時に感謝の気持ちも湧いた」と語り、次のように挨拶しました。
■永野美華子校長
「下川口小学校は今年度で休校になりますが、これまでに受けた皆さまからの温かい気持ちを胸に子どもたちは次への一歩を踏み出します。子どもたちを見かけたらどうぞ変わらぬ声かけやご指導よろしくお願いいたします。」
続いて在校生たちが最後の1年となった今年度の活動を振り返りました。
■在校生
「2月、大成功に終わった避難所の掃除。校舎だけではなく、できないと思っていた体育館や旧保育園もきれいに掃除ができた。地域に感謝を伝えられたのではないかと思います。」
このあとお揃いの紫の服に身を包んだ在校生9人が、学習発表会や音楽交流会で披露した歌や踊りで休校式に花を添えました。
■卒業生
「もっと大泣きになると思ったが、みんながすごい頑張っている姿を見て、また次につながるかなという所ですごくうれしく感じた。さみしい、また今日をスタートとして地域で頑張っていけたらいい」
「人がいなくなっているので、みんなが集まる場とかになっていけばいい」
■児童会長
「下川口小学校ではしっかり自分の考えを言うことなどを教わったので、しっかり中学校でも続けて頑張りたい」
県教育委員会によりますと、今年度は下川口小のほか室戸市の元小など県内5つの小学校が休校、または廃校となります。
土佐清水市の下川口小学校は1876年(明治9年)に創立。以来148年の間に2723人の子どもたちを送り出しましたが、人口減少に伴い今年度で休校となり、来年度からは近くの三崎小学校と統合します。
23日に行われた休校式には在校生や卒業生など約150人が参加。
式では、最後の校長となった永野美華子校長が祖父母が下川口小の卒業生だったことに触れ「不思議な縁を感じたと同時に感謝の気持ちも湧いた」と語り、次のように挨拶しました。
■永野美華子校長
「下川口小学校は今年度で休校になりますが、これまでに受けた皆さまからの温かい気持ちを胸に子どもたちは次への一歩を踏み出します。子どもたちを見かけたらどうぞ変わらぬ声かけやご指導よろしくお願いいたします。」
続いて在校生たちが最後の1年となった今年度の活動を振り返りました。
■在校生
「2月、大成功に終わった避難所の掃除。校舎だけではなく、できないと思っていた体育館や旧保育園もきれいに掃除ができた。地域に感謝を伝えられたのではないかと思います。」
このあとお揃いの紫の服に身を包んだ在校生9人が、学習発表会や音楽交流会で披露した歌や踊りで休校式に花を添えました。
■卒業生
「もっと大泣きになると思ったが、みんながすごい頑張っている姿を見て、また次につながるかなという所ですごくうれしく感じた。さみしい、また今日をスタートとして地域で頑張っていけたらいい」
「人がいなくなっているので、みんなが集まる場とかになっていけばいい」
■児童会長
「下川口小学校ではしっかり自分の考えを言うことなどを教わったので、しっかり中学校でも続けて頑張りたい」
県教育委員会によりますと、今年度は下川口小のほか室戸市の元小など県内5つの小学校が休校、または廃校となります。
最終更新日:2025年3月24日 9:40