日本時間の11日午前1時すぎ、パリオリンピックレスリング男子フリースタイル65キロ級の準決勝で高知市出身の清岡幸大郎選手（23・三恵海運）が勝利し決勝進出を決め、銀メダル以上を確定させました。

ノーシードで挑んだ清岡幸大郎選手は1回戦、モルドバのマキシム・サクルタン選手に10対0のテクニカルスペリオリティ勝ちで圧倒。続く2回戦は、プエルトリコのセバスチャン・リベラ選手と対戦し相手の猛攻をしのぎ8対6で勝ち準決勝に進出しました。

準決勝の相手はモンゴルのツルガ・ツムルオチル選手。第1ピリオド、1点を先制され0対1とリードされますが、第2ピリオド、清岡選手はタックルからの流れで2点を入れ2対1と逆転すると、さらに3点を追加し5対1とし勝利。見事決勝に進出し銀メダル以上を確定させました。

高知県勢では10日、清岡選手の幼なじみで高知南高校の同級生、香南市出身の櫻井つぐみ選手が県勢として92年ぶりとなる金メダルを獲得したばかりで、パリの地で櫻井・清岡の同級生コンビが躍動しています。