高知市は1月28日、国の補正予算の交付金を活用し、学校給食費の負担軽減や社会福祉施設への支援金給付といった物価高騰対策などを盛り込んだ補正予算案を1月の臨時議会に提出すると発表しました。

高知市の桑名市長は28日の会見で、1月末に開く臨時議会に提出する総額8億6000万円の一般会計補正予算案について説明しました。
これは12月に成立した国の補正予算の交付金を活用し、物価高騰緊急支援として子育て世帯や事業者へ支援を行うもので、小中学校や特別支援学校の2月・3月の給食費を免除する予算として約1億9800万円。社会福祉施設などへの物価高騰支援金として約8600万円を給付します。

また強盗犯が全国で相次いでいることから、防犯対策として録画機能付きインターホンを導入する費用の補助に120万円、災害時に避難所となる体育館にシェルターテントを2500基配備する費用として4000万円を計上するなど、物価高騰への緊急支援と安全・安心なまちづくりの推進の2本柱となっています。

高知市の臨時議会は1月31日に開会します。