今治市の酒造会社で「新酒の初しぼり」12月から販売【愛媛】
愛媛県今治市の酒造会社で16日、新酒の初しぼりが行われました。
今治市にある創業190年、山丹正宗で知られる八木酒造部の新酒初しぼり。この秋、地元で収穫された新米を使って作られました。
試飲した女性:
「一杯だけでなくおかわりが期待できるお酒だと思った」
八木酒造部でことし、新たに導入したものが…
八木酒造部 石田将志杜氏:
「大体この部屋で6℃位になっています。そしてこちらが新しく導入した搾り機になります」
温度が命のお酒造り。
マイナス5℃まで温度を下げられるタンクで、空気に触れる時間を少なくすることでお米本来の味わいを損うことなく仕上げられるといいます。
八木酒造部 石田将志杜氏:
「(お酒の)輪郭がすごくはっきりするようになった。飲み口の後味がクリアになったというのが僕の中の印象です」
八木酒造部 八木伸樹社長:
「酒離れが進む中で若い方や女性の方にも飲んでいただけるようなお酒を作って、国内しいては海外にも打って出れるようなお酒を作れたらと考えています」
初しぼりの新酒は一升瓶でおよそ3000本分が製造され、12月1日から県内のスーパーや全国の酒店で販売されます。