【松山の旬】シルバーグレーの葉と爽やかな香りが魅力!「グニーユーカリ」おすすめのアレンジ法
松山の旬です。オーストラリア原産、日本では、愛媛・松山が全国有数の産地の植物。クリスマスなどの飾りにもオススメの、アレンジ法も紹介します。
松山市福角町。シルバーがかったグリーンに丸みを帯びた葉が特徴のオーストラリア原産のグニーユーカリ。実は、松山市では30年以上前から栽培されているんです。2017年にまつやま農林水産物ブランドに認定、今では全国トップクラスの産地となっています。
上松誠さんの園地では、およそ1000本のグニーユーカリを栽培していて今、収穫時期を迎えていました。
上松さん:
「ここから上を全部切ってしまって」
松友アナ:
「あ、ここまでがおおもとの木ということですね」
上松さん:
「これは大体3年から4年くらいの木ですね」
30センチほどの幹は半年で大人の背丈にまで成長。まっすぐ伸びてピラミッド型に仕上がるのが理想だといいます。
上松さん:
「やっぱり今年とかは豪雨、それと猛暑で枯れましたので、程よく湿って程よく乾かないといかん」
豪雨や猛暑に加え、今年、頭を悩ませたのが…
上松さん:
「カメムシが大発生しました」
松友アナ:
「尺取り虫も今年は多かった?」
上松さん:
「そうですね。蛾が多いので卵を産んだところから食べられた跡です」
防除などをしながら何とか今年も育ったグニーユーカリ。私も収穫させていただきました!
松友アナ:
「ここですか?」
上松さん:
「ハサミで奥の方に入れて…」
松友アナ:
「わ!意外と固っ…お~!あ、いい香り。これは癒されますね。アロマみたいな香りがします」
松山産のグニ―ユーカリは全国に向けて出荷されるということです。見た目はもちろん、香りにも癒されるグニーユーカリのオススメの楽しみ方は…?
上松さん:
「やっぱりスワッグにしたりクリスマス頃になるとリース。ドライにしてもいいですから切って単にぶら下げてもいい」
上松さんおススメの楽しみ方を早速実践するため、花のスペシャリストのもとへ。
花勝 土居有紀美さん:
「グニーユーカリって置いてあるだけで抗菌とか消臭効果があるので、これからの季節には本当にぴったりなんです」
今回、特別にグニーユーカリを使った壁飾り、スワッグの作り方を教えて頂きました。
まずはテーブルを壁に見立てて、長めにカットしたグニーユーカリから順番に重ねていきます。水分が抜けると葉が落ちやすくなるため、フレッシュな状態のものを使うのがポイントです!
彩りにサツマスギやブルーファンタジア、サンキライの実も加えながら、スワッグにボリュームを出していきます。
松友アナ:
「グニーユーカリの葉っぱが丸いから、すごい良いアクセントになりますね」
土居さん:
「めちゃくちゃ可愛いですよね。合わせるお花によってはこの銀灰色のシルバーの色がかっこよさを演出するので本当に色んな場面で使うことができます」
枝の部分をしっかりと結んで、最後にリボンを付けたら…
松友アナ:
「完成しました~!ずっしり重たいです」
土居さん:
「ドライフラワーになってもこの状態で楽しめるので本当におすすめです」
風通しの良く、直射日光の当たらない場所に飾っておくとキレイな状態で長持ちするそうですよ。
まつやま農林水産物ブランドグニーユーカリは来年4月頃まで、全国の市場に出荷されます。