珍しい「黄緑色のサクラ」も!?松山市のオフィス街彩る300本の八重桜
きょうの松山市・城山公園。1週間前、桜は「満開」でしたが少しずつ散り始め…この週末でそろそろ見納めとなりそうです。
でも、まだ“サクラ”は楽しめる!これからが本番のサクラをウォッチです!
きょう、ランチタイムを迎えた松山市・三番町通り。
杉本記者:
「こちらの木は7~8分咲きというところでしょうか。あちらのように、まだ葉っぱが 目立つ木も多いのですが、三番町のサクラ、きれいに咲き始めています。ソメイヨシノと違って、ポンポンというこの形、かわいらしいです」
薄いピンクの一葉と濃いピンクの関山。2種類の八重桜およそ300本が、通りの両側およそ2キロを彩ります。
三番町通りの八重桜は、20年前、それまでの街路樹が古くなり倒れてしまったことから町内会が松山市に提案し、植えられました。
今の咲き具合は、日銀前交差点より西側の通りでは、7~8分咲きど。背の高いビルが多い東側では、葉が目立つ木が多く、4~5分咲きとなっています。
オフィス街の休憩時間、サクラを写真に収める人の姿が多く見られました。
仕事の帰り道です:
「ホッとします。癒されます。サクラは散ってしまったんですけど、こちらのサクラは結構長く咲いてますので、しばらく癒されます」
ところで、三番町にはちょっと不思議な“サクラスポット”があるんです。
世にも珍しい「黄緑色のサクラ」。実はこれ、薄い黄緑色の花を咲かせる「御衣黄」という品種のサクラです。
通りのサクラを管理する松山市によると、はっきりした理由はわからないものの、植樹する際の苗木に混ざっていた可能性があるとのこと。
通りに数本あるという「緑のサクラ」。ぜひ、探してみてはいかがでしょうか?