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交通費過大受給で松山市議が謝罪…制度は「島の議員にとって不平等」見直し訴え

2024年3月1日 19:01
交通費過大受給で松山市議が謝罪…制度は「島の議員にとって不平等」見直し訴え

松山市議が「登庁するための交通費にあたる費用」を過大に受け取っていたことを受け開かれた、市議会の政治倫理検討協議会でこの市議が謝罪しました。

この問題は、松山市議会、自民党議員団代表の松本博和議員が、自宅としている中島ではなく市内のマンションからたびたび登庁し、交通費にあたる費用を過大に受け取っていたものです。

受け取っていた費用は、中島からだと一回につきフェリーと電車で往復3140円とみられますが、市内のマンションからだとバスで往復600円ほどです。

非公開で開かれた市議会の政治倫理検討協議会で、松本議員は謝罪したうえで、現在の制度は島から通う議員にとって時間や費用の面で政治活動が制限され不平等だなどとして見直しを訴えたということです。

松本博和議員:
「市民の皆さんにご心配とご迷惑をかけて、大変申し訳なかったと思っている。すべての議員に合うような(制度の)形を作っていってもらえたらなと思っている」

松山市議会は、早ければ来週火曜にも議員全員協議会を開き、交通費用に関する制度の見直しについて検討することにしています。