愛媛県新居浜市の石川勝行市長が、今年11月の市長選挙に出馬せず、今期限りで引退する意向をあきらかにしました。

石川勝行市長：
「3期12年を区切りとして次の方に本市の将来を託すべきであるとの思いに至り、次期市長選には立候補せず任期満了をもって退任することを決意致しました」

これはきょう開かれた市議会であきらかにしたものです。

元県職員で76才の石川市長は、新居浜市の副市長を務めたあと、2012年の市長選挙に初当選し現在が3期目です。石川市長は、76才という年齢に加え、公約に掲げた住友各社との連携強化や企業誘致など一定の成果を残せたことなどを引退の理由としています。

任期満了に伴う新居浜市長選挙は11月3日に告示、10日投開票です。市長選をめぐっては立候補を模索する動きがあるものの、現時点で表明した人はいません。