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インフル患者数が若干減少 県全域の「警報」は継続 コロナ患者数は2週連続で増加【愛媛】

2023年12月1日 17:42
インフル患者数が若干減少 県全域の「警報」は継続 コロナ患者数は2週連続で増加【愛媛】

愛媛県内の感染症の患者報告数、前回調査に比べインフルエンザは若干減少、新型コロナは2週連続の増加となりました。

まず、インフルエンザの患者数です。

県によりますと、11月20日からの1週間で県内の定点医療機関に報告があった患者数は1定点あたり15.28人と、前の週から2.11人減りました。

しかし県内全域に、大きな流行の発生や感染の継続が疑われることを示す「インフルエンザ警報」が継続して出されています。

保健所別でみると西条保健所では警報レベルを下回りましたが、四国中央、今治、松山市、宇和島の各保健所では警報レベル中予、八幡浜の保健所では注意報レベルの感染状況が続いています。

一方、新型コロナの患者数は1定点当たり2.33人と前の週の2.05人から若干増加しました。2週連続の増加となります。

県では、年末年始にかけてインフルエンザや新型コロナの感染が広がる恐れがあるとして引き続き、定期的な換気やこまめな手洗い、場面に応じたマスクの着用など基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。