冬型の気圧配置が強まっている影響で、愛媛県内は南予を中心にきのうから断続的に雪が降り続いていて、宇和島や西予では一面、雪化粧の朝となりました。

大雪のおそれはなくなりましたが、気象台は積雪や路面の凍結による交通障害に引き続き注意するよう呼びかけています。

銀世界が広がったけさの宇和島市。大粒の雪が降りしきる中、通勤・通学する人の姿が見られました。

宇和島の今朝の最低気温は0.7℃。

ほかにも久万高原町久万で氷点下2.9℃、西予市宇和で氷点下1.6℃、伊方町瀬戸で氷点下1.5℃など8つの観測地点で今シーズン最も低い気温を観測しました。

きょう午後3時の時点で、13センチの積雪を観測した西予市宇和では…

先生：
「子どもたちが歩きやすいようにと」

小学校では、先生が朝から雪かきに追われていました。

そこに、登校してきた子どもたち。

女の子：
「寒くないです」
女の子
「すごく嬉しいです。みんなで雪合戦したり遊んだりしてすごく楽しく遊びたいです。もっと降ってほしいです」
男の子：
「楽しかったです、指先と首元が寒かったです。ズキズキ指先が凍るような感じです」

子どもたちにとっては、寒さより嬉しさが勝るようですが…校後はみんなで仲良く暖を取っていました。

南予を中心に降っていた雪は弱まり、大雪のおそれはなくなりましたが、松山地方気象台は引き続き、積雪や路面の凍結による交通障害に注意するよう呼びかけています。