デジタル技術を活用し地域の課題解決目指す「トライアングルエヒメ」報告会【愛媛】
デジタル技術を利用して地域の課題解決を目指す「トライアングルエヒメ」の報告会が開かれました。
「トライアングルエヒメ」は、デジタル技術を活用して地域の課題解決を図ろうと県が昨年度から進めているもので、今年度は新たに農業や医療、観光などの35の事業が選ばれています。
今月12日の報告会では、昨年度から継続して事業を実施する3つの民間事業者が成果などを報告しました。
このうち農産物を共同配送してコストの削減を目指す「やさいバス」の担当者は、利用する県内の農家が、10か月でおよそ30倍に増えた例を挙げ、県内での需要が高いことが分かったと説明しました。
また、AIカメラによる自動監視で牛の事故削減に取り組む「ゆうぼく」の岡崎代表は、「自力で実現するにはハードルが高いアイディアだったが、このプロジェクトで形にすることができた」と話していました。