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「石鎚山」で紅葉ピーク!「サッカースタジアム」でキャンプが人気?愛媛の秋を楽しむ行楽スポット3選

2023年10月16日 19:18
「石鎚山」で紅葉ピーク!「サッカースタジアム」でキャンプが人気?愛媛の秋を楽しむ行楽スポット3選
石鎚山山頂の紅葉がピークを迎える

一気に季節が進んだ県内。各地で秋本番を楽しむ人たちの姿が見られるようになりました。登山にキャンプ。なぜか猛ダッシュ!?賑わう行楽スポットをスケッチです。

一足早く秋色に染まる西日本最高峰「石鎚山」 県内外から山頂を目指すひとたち

行楽の秋。チャン4スタッフが向かったのは…

三本記者:
「午前8時を過ぎたばかりの土小屋の駐車場。早くもたくさんの車で埋まっています」

西日本最高峰、標高1982mの石鎚山への拠点、土小屋。

あいにくの雨模様にも関わらず、県内外から訪れたたくさんの人で賑わっていました。

山口から来た男性:
「山口県からです。あすは(徳島県の)剣山に行くんですよ、連チャンで。75(歳)です」

親族で:
「私は地元なんですけど彼らは大阪から。元々3連休、お邪魔する形で予定立てていたので、きょうはどうしても、無理言って連れて来てもらいました」

なんと、大きな貸し切りバスもやってきました!大学生のグループだそうで…

リーダー 小室美雨さん:
「中国四国で集まって一緒に登山しようという企画がありまして。基本的に石鎚(登山)メインで、あとはみんなで集まってワイワイして」

そしてカメラに興味津々の男の子も…

男の子:
「何歳から登り寄ったっけ?」
母:
「4歳」
Q.何回くらい石鎚登った?
男の子:
「10回以上」
母:
「10回は行ってない」

おとなり香川県からやってきたというご家族。一緒に登山する友だちと待ち合わせ中とのこと。

で、こちらがそのお友達。

Q.もしかしてバイクで?
母:
「あれ。ジモッティですから」
大阪から原付で:
「大阪からだったら12時間…」
母:
「50ccですもんね」

たくさんの人が石鎚の山頂を目指す、秋の三連休。皆さん、お気を付けて!

舞台は「棚田の一本道」 10キロの重り背負って…過酷なコースを駆け上がる!

同じ日。

突然の猛ダッシュ!しかも、背中には…

実行委員: 
「一般の部が10キロ背負って走ります」

実はこれ、何かのトレーニング…ではなく、松野町で行なわれた「おいこレース」でのひとコマなんです。

国の重要文化的景観に選ばれている、「奥内の棚田」を駆け上がる、松野町の恒例イベント。

背負子を背負っていないチャン4スタッフが歩いただけで息切れする、全長150メートル、高低差30メートルの、過酷なコースに、9人の猛者が挑みました!

山瀬武士さん 宇和島から:
「今回で4回目なんですけど、できれば入賞圏内に入りたいです」

山瀬貴也さん 宇和島から:
「去年出ました。坂の途中が傾斜が緩やかになってるところがあるのでそこで力抜けちゃうんですよね。そこをうまくクリアすればいいタイムが出ると思う」

静かな山里がアツく盛り上がった、秋の1日。

参加者:
「愛媛マラソンよりしんどい」
 
山瀬貴也さん:
「きついっす」

悲願の優勝 山瀬武士さん:
「足がもうすでに張って痛いです。息切れが全然おさまらない」

参加者の皆さん、お疲れさまでした!

サッカーフィールドをテントが囲う!?1泊2日のアウトドアイベントは予約完売

参加者:
「初めてなのですごい新鮮な気持ちです」

参加者:
「もともと他の場所でやろうと思っていたんですけど、面白そうやなと思って来ました」

子どもたち:
「きょうはキャンプしてるんやで。キャンプ」

コロナ禍で人気が高まった、「キャンプ」!色とりどりのテントが並んで、いや~、賑わってますね~!で、ここがどこのキャンプ場かというと…

FC今治 金井龍生さん:
「これ完売しています。28サイト。見てください、ゴール裏南側からバックスタンド、そして、北側まで」

なんと、サッカーJ3、FC今治の本拠地今治里山スタジアムだったんです。

地域の活性化に向けて、365日賑わうスタジアムづくりに取り組んでいる、FC今治。

その一環として、1泊2日のアウトドアイベント「TINY GARDEN FESTIVAL」が開催されたのです。県内外から、およそ110人から申し込みがあった、初開催のイベント。

今治市から参加:
「壮大な景色を見ながらおいしいご飯とおいしいお酒を堪能しています」

大阪から参加:
「最高ですね。スタジアムとお酒とこういう火を見ながらはすごいいい経験になります」

年代を問わず楽しんでもらおうと、コースター作りや提灯づくりといったワークショップも同時開催。

そして、最大の目玉が…!

大阪から参加:
「初めてで興奮しています。最高です。楽しいです」

公式ゲームが行われるフィールドに、入ることができるんです!

選手の気分を味わうもよし。体を動かすもよしのぜいたくなひととき…

今治市から参加:
「いつもスタンドから応援して見ている場所でこうやって体を動かせてすごく気持ちいいです」

今治市から参加:
「普段のキャンプとは違う雰囲気が味わえたので良かったです」

多くの人で賑わった、アウトドアイベント。ちなみに、フィールドまわりのテントサイトは、1区画18000円だったということです。

すでに12月の松山より寒い!石鎚登山口の「土小屋テラス」でホッと一息

賑わった秋の3連休。カメラは再び石鎚登山の拠点、土小屋へ。時間が経つにつれ、雨脚が強くなってきました。

神奈川から:
「神奈川県から旅行できました。寒いですね、びっくりしました、寒くて」

高知から:
「最近、伊野町の町なかもまあまあ寒かったんですけどこっちは全然違いますね。初ヒートテック着ました今年」

この日、標高1492mの土小屋の気温は、午前9時の時点で7.2℃。これは松山の12月の平均気温、8.5℃よりも1度以上低い数字です。

この寒さに…

三本記者:
ストーブついてますね?
土小屋テラス 山根美里さん:
「ついてます。もう先週くらいから。先々週くらいから寒くなって、ヒーター出さないとってなったのが先週くらい」

急な冷え込みに、テラスのお客さんもあったか~い飲み物でほっと一息。

山根さん:
「きのうとかずっとホットコーヒーが売れていたし、あとレストランもおうどんとかあったかいものが。おでんもあるので、人気みたいです」

日に日に深まっていく、県内の秋。

山根さん:
「(山頂の)紅葉がやっぱり、いまきれいなので。多分もうすぐピークなんですけど」

県内のトップを切って見ごろを迎える、石鎚山の紅葉。

貸し切りバスで訪れた大学生グループのリーダー、小室さんから届いた写真には、賑わう登山道や、登頂を喜ぶ様子。そして、色づいた山頂の風景が映しだされていました。

神奈川から来たこちらの女性グループも…

「紅葉がきれいで。石鎚登ってきたんですけど」

例年より少し遅れているという石鎚山の紅葉。山頂は間もなくピークを迎える見込みです。