松山市の職員が酒酔い運転で事故を起こし現行犯逮捕されたことを受け、けさ、副市長が幹部職員に再発防止の徹底を指示しました。

酒酔い運転の疑いで逮捕されたのは、松山市・健康づくり推進課の黒川直樹容疑者（61）です。

警察などによりますと、黒川容疑者は18日、松山市内のスーパーの駐車場で酒に酔った状態で普通乗用車を運転し、軽乗用車に追突しました。

軽乗用車を運転していた男性は腹や首に痛みを訴えていて、黒川容疑者からは基準値の4倍以上にあたる呼気1リットルあたり0.65ミリグラムのアルコールが検出されました。

逮捕を受け、けさ松山市の藤田仁副市長は幹部職員およそ90人に対し、再発防止や信頼回復に向け真摯に取り組むよう、綱紀粛正の徹底を指示しました。

松山市は事実が確認でき次第、黒川容疑者を厳正に処分する方針です。