保存修理工事とこれからのまちづくりを語る 7月11日に営業再開「道後温泉本館改築130周年記念シンポジウム」
道後温泉本館が今年、改築から130周年を迎えたのを記念して、シンポジウムが開かれました。
シンポジウムは道後温泉別館飛鳥乃湯泉で開かれ、はじめに松山市の野志市長が「道後温泉本館を世界中に発信し誘客につなげていきたいと」と挨拶しました。
シンポジウムでは、建築や建物の構造などに詳しい3人の専門家らが、現在行われている保存修理工事の内容を振り返りました。
道後温泉本館は明治27年に改築され、今月10日に130周年を迎えました。
パネリストらは、建物の良さを損なわないように一般の人には見えない部分に補強を施したことなど、それぞれ専門的な立場から工事のポイントを語りました。
道後温泉本館は、およそ5年半ぶりとなる7月11日に全館での営業が再開され、松山市は前日の10日に記念式典を行うことにしています。