カメムシの大量発生でモモ農園でも被害 収穫量は例年の6割ほどに
愛媛県松野町で特産のモモの収穫が行われています。ことしは、あるものの影響で収穫量に異変が…
松野町は29軒の農家がモモを栽培する県内有数の産地です。谷中邦喜さんの園地でも、今週から早生品種の「日川白鳳」の収穫が始まりましたが、今年、モモ農家を悩ませたものが…
谷中さん:
「カメムシがだいぶきまして、摘果をしながら袋掛けをしたんですけれども」
4月ごろ大量発生したカメムシが、果実の汁を吸って穴をあけるという被害を受けたのです。谷中さんの園地では、収穫量が例年の6割程度になるものの、収穫したモモは味や品質に問題はないということです。
谷中さん:
「みなさんに喜んで食べてもらえるのではないかと思ってます」
松野町のモモの収穫は8月上旬まで続き、松山の市場や地元の道の駅「虹の森公園まつの」へ出荷されます。