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2年前に今治市沖で沈没の貨物船「白虎」 引き揚げ作業で遺体発見 行方不明の船長か身元特定へ【愛媛】

2023年10月25日 16:08
2年前に今治市沖で沈没の貨物船「白虎」 引き揚げ作業で遺体発見 行方不明の船長か身元特定へ【愛媛】

2021年、今治市沖の来島海峡周辺でケミカル船と衝突して沈没し、乗組員3人が死亡した貨物船「白虎」の船内から25日、1人の遺体が発見されました。これまでに船長が見つかっておらず、今治海上保安部は身元の確認を進めることにしています。

今治海上保安部によりますと、25日午前、白虎の引き揚げ作業をしていた会社の責任者から「白虎船内の1階浴室ロビーで遺体を発見した」と連絡があったということです。

日本の貨物船「白虎」は、2021年5月、今治市沖の来島海峡周辺で外国籍のケミカル船と衝突して沈没し、船長ら乗組員3人が死亡しました。これまでに機関士2人の遺体は発見されていますが、当時66歳の船長は見つかっていませんでした。

今治海上保安部は今後、DNA鑑定を行うなど身元の特定を進めることにしています。