インフル・コロナ患者数が急増 感染性胃腸炎も急増で「食中毒注意報」発令【愛媛】
愛媛県内でインフルエンザや新型コロナなど様々な感染症の患者が急増しています。
県によりますと、今月15日からの1週間で県内の定点医療機関に報告のあったインフルエンザの患者数は1定点あたり20.13人と、前の週と比べ5.77人増えています。
東予と中予で増加傾向ですが、特に西条保健所では前の週から患者数が2倍に急増するなど注意が必要です。
一方、新型コロナの1定点当たりの患者報告数は13.97人と、前の週から3.74人増加。
特に10歳未満で急増し全体の4割を超えていて、幼稚園や保育園、小学校などの集団生活を通じた感染拡大が懸念されます。
また感染性胃腸炎も県内全域で急増していて、保健所別では西条と八幡浜が特に多くなっています。
県と松山市は感染性胃腸炎の急増により今後、ノロウイルスによる食中毒が懸念されるとして、きょう食中毒注意報を発令し県民に注意を呼び掛けています。