愛媛県内最大のアスパラガスの産地・西条市で、旬の春芽の収穫が盛んに行われています。

JA周桑の管内では66戸の農家がアスパラガスを栽培していて、旬の春芽が収穫のピークを迎えています。

西条市石田の廣田浩一さんのビニールハウスでも、30センチほどに育ったものを、専用のはさみで1本1本摘み取っていました。

ハウス栽培のアスパラガスは1年を通して出荷されますが、冬に養分を蓄えた春芽は太くて柔らかく、甘味が強いのが特徴だということです。

JA周桑アスパラガス部会 部会長 廣田浩一さん：
「(太さを活かして)春ならではの大きさで食べる肉巻きが一番おいしい食べ方です」

春芽の収穫は来月いっぱい行われ、「緑のささやき」のブランド名で地元の直売所で販売するほか、関西の市場などに出荷するということです。