愛媛県が国際会議場などの誘致を目指している県民文化会館前の土地活用、県は新たなスケジュールを示し、きょうから企画提案事業者の再募集を始めました。

現在、駐車場などとして活用している県民文化会館前の県有地について、県は国際会議場などの誘致を目指し去年11月から先月まで企画提案事業者を公募しましたが、参加資格要件を満たす提案はありませんでした。

きょうの会見で、中村知事は提案募集期間を見直して、きょうから事業者の再募集を始めたとしました。

この中で中村知事は、より熟度の高い提案を募るため、前回3か月弱だった募集期間を今年8月末までのおよそ5か月間に延長。

事業者の負担を減らすため、およそ3億5000万円と試算される施設の整備に必要な埋蔵文化財の調査や実施費用などはすべて県が負担するとしています。

県は9月下旬までに事業者を選定したいとしています。