松山城で築城当初に建築 重要文化財の“野原櫓・乾櫓”10月28日と29日に特別公開
2か所の櫓の内部が来週末「月のおもてなしin松山城」で特別公開
国の重要文化財に指定され、普段は公開されていない松山城の2つの櫓が来週末に特別公開されます。これに向け、大学生らが清掃活動をおこないました。
清掃活動が行われたのは、国の重要文化財に指定されている野原櫓と乾櫓です。
この2か所の櫓の内部は、今月28日と29日の夜に開催される「月のおもてなしin松山城」で特別公開されます。
18日は、松山城のガイド活動を行う「まつやま文化財サポート」のメンバーや、文化財について学んでいる愛媛大学法文学部の学生らが、柄の長いはたきやホウキなどを使ってきれいにしていきました。
野原櫓と乾櫓は、400年前の松山城築城当初に作られたと言われていて、松山城総合事務所では城の注目スポットとしてPRしています。
特別公開は、10月28日と29日の午後6時から8時までです。この間は、天守や櫓のライトアップに加え、月見団子やいもたきが振舞われるということです。
松山城総合事務所の水田楓学芸員は「地元の方だけでなく海外から来られるお客様にもいろいろな重要文化財を見ていただいて、楽しんでほしい」と話しています。