中国の水産物全面禁輸から2か月…漁業者を応援!サービスエリアに“北海道産ホタテメニュー”登場
福島原発の処理水放出を受け、中国が日本の水産物の輸入を全面的に停止してからまもなく2か月。そんな中、今治のサービスエリアに、漁業者を「食べて応援する」メニューがお目見えしました。
しまなみ海道の入り口、来島海峡SA。
瀬戸内しまなみリーディング 越智佳隆課長代理:
「こちらが今販売している新商品です」
SAを運営する瀬戸内しまなみリーディングが、北海道の漁業関係者を応援しようと開発した、新メニュー!
「この大ぶりのホタテをなんと3つ入れます」
北海道産のホタテを贅沢に使った、味噌バターラーメン。
そして!
「これが北海道産のホタテの貝柱です。それとシャケも北海道産。いくらも北海道産」
北の海産物をあふれんばかりに詰め込んだミニ貝柱丼が、きのうお目見えしました。
三宅記者:
「つぶが大きくてしっかりとした噛み応えで、ホタテの甘みが口いっぱいに広がっています」
瀬戸内しまなみリーディング 越智佳隆課長代理:
「愛媛県は豊富な漁場があって水産王国でもあります。北海道がこういう危機に面しているので他人事とは当然思えない部分がありましたので」
福島第一原子力発電所から処理水放出を受け、日本の水産物の輸入を全面的に停止した中国。
愛媛でも、去年およそ2億7000万円分あった中国との水産物の取引が8月以降は不可能になるなど、大きな影響が出ています。
越智課長代理:
「一気に輸入停止、食べてもらう先がないっていうのはとてもショックなことだと思いますし、我々としてはその辺り、国内で多く消費して美味しいんだねって再確認したいです」
もうひとつ、愛媛を代表するしまなみ海道で販売する狙いが…
越智課長代理:
「こちらのSAは県内外の多くの観光の方が訪れる場所です。県外の方にも地元今治の方にも北海道のホタテ、海産物美味しんだよってもっと知ってもらいたいですし、自己消費にも当然つなげていただきたいと思っています」
来島海峡SAの北海道産ホタテを使ったメニューは、1000食限定で完売次第終了です。