高校生の手作りお菓子 地域の高齢者にプレゼント
岡山県の高校生が、健康などに気遣って手作りしたお菓子を、地域の一人暮らしのお年寄りにプレゼントしました。
お菓子作りに臨んだのは岡山県立興陽高校の家政科の3年生12人。高校で採れたタマゴや米粉を使って柔らかく仕上げたり、砂糖の代わりにカボチャの甘さを活かしたり。
健康面と見た目を大切にしながら自分たちで考えたレシピ。食べてくれる人を思いながら春休みから今日まで改良してきました。
(高校生は)「生地に絹どうふを入れて、米粉のモチモチの食感と、絹どうふのなめらかな食感を作りました。」「癒される様に、心が落ち着く様な気持で食べて欲しい。」
レシピに始まり、パッケージデザインまで。完成したのは全6種類の手作りお菓子。早速、地元で一人暮らしのお年寄りを訪問しました。
「宅配お菓子」という、この取り組みは、1994年から続けているもので、毎年、たくさんの笑顔がはじけます。
(受け取った人は)「本当にきれいなの、学生さんがこしらえとられるから、ありがとうございました。」「嬉しいです。若い人が来られるのが嬉しいんです。」
手作りお菓子の宅配は、高齢者を元気づけるだけでなく、生徒たちの優しい心と地域の絆を育み続けます。