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特別展「異文化は共鳴するのか?」大原美術館 日本と西洋の近代美術作品 一堂に

2024年7月25日 18:38
特別展「異文化は共鳴するのか?」大原美術館 日本と西洋の近代美術作品 一堂に

 日本と西洋の近代美術作品を一堂に集めた特別展が、倉敷市の大原美術館で開かれていて、美術ファンの人気を集めています。

 絵画を中心に、大原美術館の収蔵品109点が展示された特別展。「西洋と日本」や「近代と現代」など、作品をテーマ別に紹介することで、収蔵品の新しい魅力を発信しようというもので、時代ごとの文化の違いを比較出来る点が特徴です。

 ベルギー人の少女に和服を着せた作品は、高梁市出身の洋画家、児島虎次郎がヨーロッパ留学中に描いた一枚。多様な文化の取り合わせを大胆な色使いで表現したもので、他者である異文化が自分の中に共存している事を伝えているそうです。

 異なる文化の違いと融合を伝える特別展「異文化は共鳴するのか?」は、9月23日まで大原美術館で開かれています。