「鶴」と「亀」の装飾瓦 企画展 栗林公園
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長寿でめでたいことの象徴とされる「鶴」と「亀」の装飾瓦を集めた企画展が、高松市の栗林公園で開かれています。
鶴は千年、亀は万年。古代から、めでたいとされてきた生き物は、縁起の良いものが好まれる装飾瓦にも多く取り入れられています。栗林公園の讃岐民芸館瓦館には新春の企画展として、鶴と亀をデザインした装飾瓦14点が集められました。
装飾瓦の題材は、かつて魔除けの意味が込められた「鬼」が主流でしたが、福を招く縁起の良いモチーフに変わっていったとされています。また、鶴と亀がデザインされた絣の生地6点も展示され、時代を問わず人々に好まれるテーマだったことが伺われます。
この企画展は来月(3月)9日まで開かれています。
最終更新日:2025年2月28日 16:12