岡山市の酪農家　支援を求め市に要望　「えさ代や燃料費の高騰で経営圧迫」

　円安や物価高で、えさ代や燃料費が高騰し、経営を圧迫しているとして、岡山市の酪農家が支援市に要望しました。

　岡山市の酪農家の代表4人が大森市長に手渡した要望では、円安やインフレの影響で、ほぼ輸入に頼るトウモロコシなどの配合飼料や干し草の価格が、6年前に比べて1キロあたり1.6倍から2倍に高騰。更に燃料費なども上昇し、厳しい経営状況にあるとして、飼料価格対策などを求めています。

　酪農家の廃業は、県内でも懸念されていて、6年前は13戸だった岡山市も半分以下の6戸に減っていて、生産基盤の維持に向けた手立ても求められています。