児島湖の植物「ヨシ」で工作体験 小学生が地元の環境を学ぶ
地元の環境を学んで未来へ。岡山県南部の人造湖、児島湖の植物でつくる工作体験が、今日(4日)玉野市の小学校で行われました。
玉野市の八浜小学校の5年生達が興味深そうに触っているのは、学校近くの児島湖の植物「ヨシ」です。ヨシは、児島湖の窒素やリンを吸収する効果があり、定期的に刈り取られて水質の改善につなげています。
あらかじめ児島湖の環境について学んできた児童達。挑戦したのは、花びんや飾り、それにゴム鉄砲の3種類です。リボンや人形で飾り付けるなど、手づくりの作品を仕上げました。
完成から60年以上が経ち、長年、水質改善の取り組みが続く児島湖。教室を企画した岡山県は、子ども達の学びから身近な環境に興味を寄せてもらえればと話しています。
最終更新日:2025年3月4日 18:55