活用したのは空き店舗 地域活性化へ「地域まるごとホテルプロジェクト」琴平町
活用したのは空き店舗です。地域をまるごとホテルに見立てて活性化を図るプロジェクトが、香川県琴平町の商店街でスタートしました。
こんぴらさんの参道につながる、琴平町の新町商店街にオープンしたのは、プロジェクトの核となる宿泊施設と飲食店です。
エリア一帯をホテルに見立てる「地域まるごとホテルプロジェクト」は、総合人材サービス・パソナのグループ企業が2020年から琴平町で手掛ける再開発の一環で、国の事業にも採択されています。高さおよそ4.5メートルの鬼のモニュメントが出迎える建物には、宿泊施設の受付をはじめ2つの飲食店が入っています。
四国4県のお茶を使ったドリンクやスイーツを楽しめる日本茶カフェ。また、コンセプトが異なる5棟の宿泊施設は、空き家などを改装していて、こちらは近年需要が高まる愛犬との宿泊が可能です。料金は大人2人で1泊4万4000円からとなっていて、食事は商店街などで楽しんでもらいます。
宿泊施設の予約は今日(31日)から始まっていて、手掛けている企業はインバウンドの取り込みにも期待したいとしています。