積極的な障害者雇用を 企業担当者が支援学校を見学
人手を確保したい業界と、障害者の雇用をマッチングさせようと、今日(26日)、岡山市の支援学校で、地元の中小企業の担当者が生徒の実習を見学しました。
見学会が行われたのは、岡山市の岡山瀬戸高等支援学校です。学校の教育方針として、軽度の知的障害がある生徒の就労に重きを置いています。毎年40人が入学し、9割の生徒が流通業や製造業などへ就職しています。
見学会には、岡山市に事業所を置く17の企業の採用担当者などが参加。木材の加工や福祉などの実習に励む生徒を見て回り、採用への参考にしていました。
従業員40人以上の企業に障害者の雇用を義務付ける国の法定雇用率は、今年度2.5パーセントに引き上げられた。岡山市は、こうした社会背景も踏まえ、今後も企業に障害者の積極的な雇用を働きかけるとしています。
最終更新日:2024年11月26日 18:48