高松地方検察庁の男性検察事務官　減給処分　捜査関係書類など37年間不適切管理

　高松地方検察庁の50代の男性検察事務官が、37年間に渡り捜査関係書類などの適切な管理を怠っていたとして、14日付で減給処分を受けました。

　減給100分の10、3か月の懲戒処分を受けたのは、高松地検の50代の男性検察事務官です。

　地検によりますと検察事務官は1987年8月頃から今年5月までの間、検察庁の捜査などに関係する書類329点を自宅に持ち帰るなどして、正しい管理を怠っていたということです。書類の紛失や外部への流出は確認されていません。

　検察て、14日付で依願退職したということです。

　高松地検は「改めて職員への指導を徹底し、再発防止に努める。」としています。