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真庭市勝山地区伝統の盆踊りを後世に 小学校で体験授業

2024年6月17日 16:19
真庭市勝山地区伝統の盆踊りを後世に 小学校で体験授業

 岡山県真庭市の勝山地区に200年以上伝わる盆踊りを後世に。地元の小学校で振り付けの体験授業が行われ、地域文化を残す取り組みが続いています。

 ゆったりと手足を動かす踊り。真庭市勝山地区に古くから伝わる千代萬歳豊稔踊です。およそ260年前の江戸時代中期に、初代勝山藩主となった三浦明次が、五穀豊穣を願って作ったとされています。

 この日は勝山小学校の5年生と6年生など90人が、保存会の有志から踊りの型を教わりました。メンバーの高齢化で伝承が課題となっている千代萬歳豊稔踊(ちよまんざいほうねんおどり)。体験授業は次の世代へ受け継ぐ貴重な機会です。

(児童は)「右足と左足の出す順番が難しかった。」「教え方が上手かったので出来ました。」「僕達が踊って、踊る人を増やしていきたい。」
(勝山千代萬歳豊稔踊保存会 前田榮さん)「盆踊りに入っていくと、あ、あのリズムだなと、身体が自然に動く様になってもらいたい。」

 勝山地区では今年も8月14日にお祭りが行われます。

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