最大18兆8000億円の経済効果 今後14年間 次世代半導体メーカー「ラピダス」北海道進出
次世代半導体メーカー「ラピダス」進出に伴う北海道内の経済効果について、今後14年間で最大18兆8000億円に上るとの試算が発表されました。
道経連などが設立した半導体産業の支援機関「北海道新産業創造機構」は、千歳市で次世代半導体の量産を目指す「ラピダス」の進出に伴う道内の経済効果について、シミュレーション結果を発表しました。
建設が予定されている2つの工場が順調に半導体の量産化を実現した場合、道内の経済効果は今後14年間で18兆8000億円に上ると試算しています。
関連企業の進出は最大70か所、新規雇用は最大3600人を見込んでいます。
ラピダス進出を受けた経済効果の試算が発表されたのは今回が初めてです。
新産業創造機構の藤井裕理事長は「オール北海道で取り組み、北海道経済の新たな発展に貢献したい」と話しています。