バックカントリー中7人が雪崩に巻き込まれ3人死傷 ツアー会社社長とガイドを書類送検 北海道
北海道利尻富士町の利尻山で2024年3月、バックカントリーツアーに参加していた男女7人が雪崩に巻き込まれ3人が死傷した事故で、道警はツアー会社社長の50代男性とガイドの30代男性を業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。
捜査関係者によりますと、2人は2024年3月、気象状況などから雪崩が発生する危険性を予見できたにもかかわらず安全管理を怠り、ツアーに参加していた女性(当時44)を死亡させたほか、客2人に軽傷を負わせた疑いが持たれています。
ツアーには社長の男性を含むガイド3人、客10人が参加していて、標高400メートル付近で雪崩が発生し7人が巻き込まれました。
利尻・礼文地方には当日朝まで雪崩注意報が出ていました。
道警によりますと、バックカントリーツアー事故を巡る立件は全国的にも珍しいということです。
最終更新日:2025年2月5日 13:14