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捕獲に交付金「指定管理鳥獣」にクマを追加…どうなるクマとの“共生”

2024年2月8日 16:03
捕獲に交付金「指定管理鳥獣」にクマを追加…どうなるクマとの“共生”

クマの出没が相次いでいることを受け、国は捕獲事業などに国が交付金を出す「指定管理鳥獣」にクマを追加する方針を決めました。

(伊藤信太郎環境相)「4月ごろから冬眠が終わって出没するので、4月中に指定の手続きを完了したいと考えている」

伊藤環境大臣は先ほど(2024年2月8日午後)、指定管理鳥獣にクマを追加する方針を明らかにしました。

追加されればニホンジカとイノシシに続き3例目で、駆除や調査を行う都道府県が国から交付金を受けられるようになります。

2023年は北海道内をはじめ全国で市街地などでのクマの出没が相次ぎました。

人身被害は過去最多となり、道内でも幌加内町などで死亡事故が起きています。

国の検討会は、クマの過度な捕獲につながらないよう個体数の調査なども進めるよう提言しています。