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北海道の港町で“超早期肺がん”を発見した最先端「がんリスク検査」とは?カギは「AI」「尿」

2024年12月14日 23:23
北海道の港町で“超早期肺がん”を発見した最先端「がんリスク検査」とは?カギは「AI」「尿」

いま注目の「がんリスク」の検査キット。

世界初の画期的な技術で、がんの早期発見につながるといいます。

がんの検診率が著しく低い北海道。

その現状の打破につながるのか。最先端そして世界初、そのうえ手軽。

注目の「がんリスク検査」とはー

「症状全くない」超早期がんを発見できた理由-

この日、北大病院で手術を受ける60代の女性。

肺にがんの疑いが見つかりました。

(60代女性)「全然症状がない中でびっくりしたのと、早く見つかってよかったなっていうのと、実感がまだわかない感じ」

(北海道大学病院呼吸器外科 加藤達哉教授)「上葉及び下葉の肺がん疑い。どちらも部分切除」

手術は予定通り終了。

(北海道大学病院呼吸器外科 加藤達哉教授)「今検査に出していますけど、肺がんで間違いないと思います」

この女性が手術前に撮った映像です。

がんの疑いが見られたのは、一瞬だけ見えるこの部分。

「超早期がん」ともいえる、この病変を発見できた理由。

そのヒントは、手術後の診察室でのやり取りのなかにー

(北海道大学病院呼吸器外科 加藤達哉教授)「どうぞお座りください。どうですか、調子の方は?」

(60代女性)「調子はいいです」

(北海道大学病院呼吸器外科 加藤達哉教授)「この影ですね。肺がんの、本当の早期だった」

(60代女性)「検診とかじゃこの小ささじゃ見つからなかったってことですよね」

(北海道大学病院呼吸器外科 加藤達哉教授)「レントゲンでは映らない影、しかも大きさが4ミリなので。この段階で見つかって手術できたのは本当によかった」

(吉岡記者)「がんという診断を受けてどうでしたか?」

(60代女性)「最初はちょっと実感がなくて、軽い気持ちで今回の検査を受けたので、よもや自分が肺がんの疑いがあるなんて思いもしなかった」

”がんリスク”が分かる「最新技術」これが全貌!

この女性の言う「軽い気持ちで受けた今回の検査」というのが、実はいま注目されている、最新の「がんリスク検査」なのです。

それが、尿でがんのリスクがわかる検査キットです。

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