JR北海道に国が「監督命令」 経営改善を求める 3年で1092億円の支援も発表
JR北海道に対し、国は経営改善を求める「監督命令」を出しました。
また、今後3年間で新たに1092億円の支援を行うと発表しました。
厳しい経営状況が続くJR北海道に対し、国は経営改善に向けた取り組みを一層加速するよう「監督命令」を出しました。
JR北海道が単独では維持困難としている赤字8線区いわゆる「黄線区」について、線区ごとの抜本的な改善策を2026年度末までに取りまとめるよう求めています。
JR北海道への監督命令は2018年に続いて2回目です。
(JR北海道 綿貫泰之社長)「監督命令を重く受け止めて、不退転の決意で経営改善にしっかり取り組んでいきたいと考えている」
また、国はJR北海道への財政的な支援を継続し、新年度からの3年間で1092億円を投じると発表しました。