じょうてつバスでまた86便を減便 止まらぬ運転手不足 一部の路線と停留所の廃止も 札幌市
じょうてつバスが4月1日のダイヤ改正で、札幌市内で運行するバス86便を減便することを明らかにしました。
これは現在運行しているバスの約9パーセントにあたります。
また、豊平区エリアで運行する南65系統の一部区間で路線が廃止となり、バス停4カ所「平岸4条4丁目」「平岸4条6丁目」「平岸4条7丁目」「豊平区役所前」がなくなります。
そのほか、南区の南沢・藻岩地区でも路線の統廃合が行われるということです。
じょうてつバスでは2月13日にも51便の減便に踏み切っていました。
4月のダイヤ改正は、慢性的な運転手不足や労働基準法の改正で4月から運転手の時間外労働が制限され、朝と夜の運行が難しくなったことが要因で、「2024年問題」が浮き彫りとなった形です。
減便後の夏ダイヤの時刻表は、3月18日からじょうてつバスのホームページに公開されるほか、3月26日からバス車内や各窓口で配布される予定です。