北海道で新たに11人が健康被害の疑い 小林製薬「紅麹」問題 「ルピシア」が甘酒を自主回収
小林製薬の「紅麹」をめぐり、北海道で新たに11人が健康被害を訴えていることがわかりました。
これで合わせて21人になりました。
また、お茶専門店のルピシアは、販売した甘酒に小林製薬が製造した紅麹原料が含まれていたとして自主回収を進めています。
道は4日、紅麹を使った小林製薬の健康食品を摂取した札幌市や函館市などの40代から60代の男女11人が、新たに健康被害を訴えていると発表しました。
これで道内で健康被害を訴えている人は21人となります。
また、ルピシアは製造・販売した「紅麹甘酒」に小林製薬の紅麹原料が使用されていたとして、先月29日から自主回収を進めています。
ルピシアによりますと、「紅麹甘酒」の原料に小林製薬が発表した「想定していない成分」は含まれておらず、これまでに健康被害は確認されていないということです。
ルピシアは商品を持っている人に対し、電話で連絡してほしいと呼びかけています。