朱鞠内湖で釣り人クマに襲われ…きょうであれから1年 悲劇繰り返すな対応訓練 北海道幌加内町
北海道幌加内町の朱鞠内湖で2023年、釣りをしていた男性がクマに襲われ死亡してから5月14日で1年です。
地元では町や警察などがクマが出没したときに備えて対応訓練をしました。
訓練は幌加内町にある朱鞠内湖の湖畔のキャンプ場で実施されました。
2023年、釣りをしていた54歳の男性がクマに襲われ死亡してから5月14日で1年が経つのにあわせ、町や警察などが開催しました。
訓練では湖畔にクマがとどまっているという想定で、町が対策本部を立ち上げる流れや赤外線で熱を感知するドローンを使ってクマの居場所を特定する手順などが確認されました。
(幌加内町 細川雅弘町長)「誰が来ても一定の行動が起こせるような対応方針を作り上げる、そして実践で積み上げていくことが大事」
町は2025年以降も同様の訓練を続けていきたいとしています。