「もうやめて」観測史上最大の雪から一夜 ごみ収集再開も車が立ち往生 生活への影響続く帯広市
国内の観測史上最大の雪から一夜明け、北海道帯広市ではごみ収集車が立ち往生するなど生活に影響が出ています。
帯広市では4日できていなかったごみ収集が再開しましたが、雪道で車が立ち往生。
作業員は手でごみを運んでいました。
(ごみ収集スタッフ)「中道は全然入っていけないです」
帯広市では4日午前9時までの12時間降雪量が120センチと、国内の観測史上最大となりました。
大雪から一夜明け、街中で立ち往生する車が相次ぎ、住宅街では2日続けての雪かきにこんな声も。
(帯広市民)「こんな雪かいたことないもん。もうやめてだわ」
大雪の影響で、道内各地の交通にも大きな影響が出ています。
札幌と釧路を結ぶ特急おおぞらと、札幌と帯広を結ぶ特急とかちが終日運休しているほか、根室線は終日、釧網線や花咲線も午後4時ごろまで運転を見合わせる予定で、列車112本が運休する見込みです。
また、十勝管内で運行する「十勝バス」や「北海道拓殖バス」は、路線バスと都市間バスを終日運休するとしています。
高速道路は、道東道の音更帯広インターチェンジから本別インターチェンジなど2か所が通行止めとなっています。