ロシア極東・サハリン州に本社があるオーロラ航空は20日、ウラジオストクと北方領土・択捉島を結ぶ定期航空路線を12月に開設すると発表しました。

オーロラ航空によりますと「直行便は12月6日から週一往復運航する」ということです。

機材は、座席数70のボンバルディアDHC-8 Q400を使い、運賃は、片道2000ルーブル、日本円でおよそ3350円で、紗那発は毎週水曜、ウラジオストク発は毎週木曜を予定しているということです。

これまで、北方領土への航空便は、サハリン州からしかありませんでしたが、今回新たに大陸からの定期便が開設されることになります。

新路線開設についてオーロラ航空は、「補助金プログラム」によるとしていて、ロシア政府が進める北方領土開発の一環と見られます。