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渋沢栄一が開拓した町・北海道清水町新紙幣大ブレイク!1万円札を拝む人に“どら焼き”も爆売れ

2024年7月3日 18:35
渋沢栄一が開拓した町・北海道清水町新紙幣大ブレイク!1万円札を拝む人に“どら焼き”も爆売れ

実は、この新紙幣発行にひときわ盛り上がる場所がありました!

そこは新しい1万円札に描かれた渋沢栄一と深いゆかりのあるマチです!

気温計が30度を超えた十勝の清水町です。

この暑さを上回る熱気に包まれました。

入念に準備していたはずのくす玉はまさかの裏返し、しかしそれもご愛敬!

実は、清水町は渋沢栄一が全国で唯一、開拓に携わったマチなのです。

この地から欧米のような大規模農業を全国に広げよう…

そう考え、1898年に「十勝開墾会社」を設立し、清水町の礎を築きました。

(武田記者)「清水町の式典会場です。ご覧のように満席で後ろには立っている人もいます」

清水町と関わりの深い渋沢栄一が描かれた新1万円札。

マチ全体が祝福ムードに包まれました。

(清水町民)「いまの清水町があるのは渋沢栄一のおかげと言っても過言ではない。清水町の歴史を作ってくれてありがとうございました!」

このマチにいち早く新1万円札を届けようと舞台裏で奮闘していたのが、北洋銀行・清水支店です。

朝一番で日本銀行から受け取った新1万円札の記番号は、マチの名前にちなんで432。

支店長自ら重厚な額縁に飾り、足早に記念式の会場へと向かいます。

式が開始する直前に無事到着!

道内最速とみられる新1万円札に報道陣も釘づけです!

さっそく町民にもお披露目!

思わず拝む人も…

(清水町民)「あんまり見慣れなくて、これが手元に届くことが実感がないです」

町内の菓子店ではこんなサプライズも!

渋沢栄一の焼き印が入ったどら焼き!

3日から期間限定で販売を開始しました。

ぎっしりと詰まったつぶあんが売りで、3日だけで150個の予約が入っているということです。

(客)「5個買いました。寄り道してお土産に」

(えびすや菓子舗 坂上裕治店主)「清水町全体でいろんな業種の人が盛り上がっていけばいいかなと思い」

町内ではほかにもパンやステーキなどを販売。

渋沢栄一の歴史はしっかりと繋いでいきます。

(清水町 阿部一男町長)「新1万円札を持って清水町の観光してもらって、おいしい食事をしたり景観を見に来ていただいたり、それによって経済がまた循環してくれればいい」

待ちに待った新紙幣の発行!

新たなお札は各金融機関の準備が整い次第、順次流通することになります。