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「マイ砂」の携帯を 朝の冷え込みでツルツル路面に 転倒事故を防ぐ歩き方は? 北海道 

2025年2月6日 19:17
「マイ砂」の携帯を 朝の冷え込みでツルツル路面に 転倒事故を防ぐ歩き方は? 北海道 

べちゃべちゃ路面のあとにはツルツル路面に注意が必要です。

6日の札幌は3月上旬並みのあたたかさとなりましたが、一方で7日の朝は冷え込む予想です。

転倒防止には「マイ砂」の持ち歩きがおすすめということです。

(藤得記者)「札幌では気温が上がり雪がとけました。夜の冷え込みで心配されるのがツルツル路面です」

低気圧に向かってあたたかい空気が流れ込んだ影響で、札幌の6日の最高気温は2.7℃と、3月上旬並みのあたたかさとなりました。

一方で7日朝は氷点下4℃まで冷え込む予想で、ツルツル路面に注意が必要です。

専門家によると、少しの工夫や意識で転倒を防げるツルツル路面対策があるといいます。

(北海道医療大学 鈴木英樹教授)「ご紹介したいのは、携帯用に小さなボトルに入れて砂を携帯するといった方法です」

その名も「マイ砂」です。

ワンタッチで開くふたは100円ショップなどで購入可能で、手袋をしたままでも使いやすいようになっています。

(北海道医療大学 鈴木英樹教授)「ここは滑りやすいなというところにまいていただいてもいいですし。タクシーを降りるときやバスに乗るとき、そういうところにまいてから降りるというようなことをされると安心できるのではないかなと思います」

そして、歩き方にもコツがー

(藤得記者)「すべらない歩き方を教えてください」

(北海道医療大学 鈴木英樹教授)「ポイントは肩の力を抜いてひざを少し曲げて腰を落として、足の裏全体で歩く。特に親指に少し意識をして歩くという感じでやってみましょうか。僕の歩幅と同じくらいで親指に力入れて、ひざを使って、ひざを曲げたまま」

(藤得記者)「地面をかみしめているというか」

(北海道医療大学 鈴木英樹教授)「そこを意識して歩くということですね」

そして、万が一転んでしまったあとの対策も大切です。

介護用品店などで売っている帽子に入れるインナーは、衝撃を和らげる効果があるということです。

(北海道医療大学 鈴木英樹教授)「一つ一つの危険性をつぶしていく、減らしていくことが大事だと思います。例えば手には物を持たずにリュックのようなもので背負う、雪道は滑る、急がない、その3つを心がけるだけでも、だいぶ転ぶ危険性を減らすことができると思います」

大けがにもつながりかねないツルツル路面。

転倒を防ぐためには個人の心がけや工夫が大切です。

最終更新日:2025年2月6日 19:24