いわゆる「核のごみ」の最終処分場の建設をめぐり、先週、原子力発電環境整備機構・ＮＵＭＯが寿都町や神恵内村などに文献調査の報告書を提出したことを受け、市民団体が国などに抗議文を送りました。

「核のごみ」の最終処分場の建設をめぐっては、先週、原子力発電環境整備機構・ＮＵＭＯが寿都町や神恵内村、道庁を訪れ、調査結果をまとめた報告書を手渡しました。

これを受け、処分場建設に反対する市民団体はＮＵＭＯと国に抗議文を送りました。

市民団体は、寿都町の東側にある溶岩が「第四紀火山」に該当し、半径１５キロ圏が処分場に適さないという新たな知見があるにもかかわらず、その内容を精査せず、報告書を公表したなどと抗議しています。