【行こう!27日投票】北大・山崎幹根教授がずばり!注目区「ここが“根幹”!」道4区・5区
小選挙区北海道1区から6区に立候補した候補者の顔ぶれを見ていきましょう。
1区から6区のなかで山崎教授はどの選挙区に注目していますか。
(山崎教授)「4区に注目しています。前回2021年の総選挙、自民と立憲の一騎打ちになり、中村さんが勝利しました。次点の大築さんとの差は696票の大接戦。4人立候補の今回も激戦になるかと思います。中村さんは4期12年の実績をアピールし、大築さんは3年間地域を周り知名度アップしてきました。今回は区割り変更で札幌市西区・手稲区、後志管内に「石狩市」が加わります。石狩市の有権者およそ4万8000人がどう影響するか」
政治とカネの問題が大きく取りざたされる中、5区はどうでしょうか。
(山崎教授)「5区も注目です。自民・立憲・共産から3人が立候補しており、前回と同じ構図となっています。自民党の和田義明さんは、安倍派の裏金問題では990万円の不記載があり、党から「戒告」の処分。比例代表では公認されず、選挙区で勝てなければバッチをつけることはできません。立憲民主党の池田真紀さんは、元衆院議員で返り咲きを狙う。前回は2万8000票差で負けましたが、浪人期間の草の根活動の成果、批判票や無党派層を取り込めるかがカギとなります」