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高校生が議論 どうすれば自転車用ヘルメット着用? 40人に1人…全国最下位2.4% 《新潟》

2024年7月26日 19:29
高校生が議論 どうすれば自転車用ヘルメット着用? 40人に1人…全国最下位2.4% 《新潟》

40人に1人。自転車用ヘルメットの着用率が新潟県は2.4%と全国最下位です。どうすればヘルメットをかぶるのか…高校生と警察が議論しました。

新潟市中央区の新潟第一高校。

生徒たちが熱く議論していたのが…

「自転車を買う時に保険登録をするじゃないですか。そういうときにヘルメットがついてきますみたいなのがあれば」
「髪の毛が短いから蒸れるとか崩れるとかはない軽いのでフィット感があって安心感もすごくある」

自転車のヘルメット着用について。

去年、改正された道路交通法。取締りや罰則の対象にはなりませんがヘルメットの着用は「努力義務」となりました。

しかし、新潟県内の着用率は2.4%…全国最下位です。

着用しない理由で最も多いのは、そもそも「持っていない」こと。全世代で7割を超えます。

また、10代では「周りがかぶっていない」「格好が悪い」など他人や見た目を気にする理由が目立っています。

〈生徒〉
「髪型が崩れないようなヘルメットがあれば」
「ゲームのログインボーナス的な感じでポイントとかもらえたらうれしい」
「正直みんなヘルメットをつけることの大切さがまだ伝わり切っていない」

〈県警の担当者〉
「まず皆さんがかぶることでおそらく家族や友人がかぶるんですよ。そうすると自分の命を守るだけじゃなくて家族の命を守れる」

どうすればかぶってくれるのか。
議論を通して、生徒自身も重要性を感じていました。

〈生徒〉
「間近で事故を1回見たことがあって、怖いなという印象があってそこからかぶろうと思いました」
「外見を気にしてしまうこともあるけれど、でもやっぱり命を守るためならつけたほうがいいのかな」


命を守るためのヘルメット。県警は積極的な着用を呼びかけています。